2017年2月15日水曜日

冷蔵庫に降り立った謎のエイリアン事件。

ある朝の事である。

昨晩までは何もなかった冷蔵庫に、そう、奴はいたのだ。

謎のエイリアン??

一体、誰がこんな恐ろしいものを、何の目的で書き捨てしていったのであろうか? 

マウスキーは姉マウスキーは、この恐ろしい事件を解決するために、推理を行った。

その結果、怪しいと思われる容疑者は、母マウスキーに断定された。

以前も、「捨」の一文字を冷蔵庫にかかげて、大きな謎を残してくれていた事があったからだ。

そこで、すぐにも母マウスキーに謎のエイリアンの正体を追求したのだが、驚くべき真実がそこにはあったのである。

真実の中の真実を知れ。

犯人は、母マウスキーではなく、父マウスキーだったのだ。

夜、父マウスキーが酒のつまみ程度にサラサラッとエイリアンを書き、冷蔵庫に貼りだしたというわけだ。

そこで、今度は父マウスキーを問いたださなければならなくなった。

このエイリアンを書き上げ、そして冷蔵庫に張りださなければならなかった理由はなんなのかと・・・。

すると、父マウスキーがいうには、「覚えてない」との事だった。

こんな強烈なエイリアンを書いて、しかも貼りだしておいて覚えていないとは何事であろうか!!?

しかし、それ以上の話を父マウスキーから聞き出す事は、不可能であり、今回はこのまま未解決事件のまま幕を閉じた。

そして、今でもこの謎のエイリアンは、マウスキー家の食卓を見守り続けているのである。

こんな顔。

2017年2月14日火曜日

財布がなくなった事件、多発-その3

警察署から戻った母マウスキーは、心身ともに疲れきっていた。

財布が盗られたのだから、それは仕方がない。

そんな緊迫と疲労がピークに達した、その時である──。

何ともバツが悪そうな顔をした母マウスキーが、片手に黄色の長財布を持ち、家族の前に現れたのだ。

!?

一体、何が起こったのか理解する前に、母マウスキーが「財布が見つかった」と報告した。

そう、母マウスキーは、財布を落としてはいなかったし、ましてや盗られてなどいなかったのである!

そんな驚きと共に、昔の記憶がデジャヴのように脳裏に蘇ってきた。

その在りし日の母マウスキーは、やっぱり財布を落としたと言い、家族みんなで大騒ぎになったのである。
それは、もう、どん底貧乏の底の底の光景のように、重苦しく、息も絶え絶えな様子であった。

財布にはクレジットカードも入っていたので、急いでカード会社に連絡したりなどもしていたし、当然大急ぎで警察にも届け出に行った。

そんな数時間後──そう、予想している通りの結末である。

財布は、落としていなかった。

申し訳なさそうな顔をした母マウスキーが、やっぱり財布を持って、「家にあった」と言うのだ!

それと同じ事が今回も起こったのである。

だが、母マウスキーは今回のうっかり事件では、前回の事を教訓として学んでいたようだ。

「落としてもいいように財布の中身は少なめにして、クレジットカードも入ってない」とのこと。

なんと、母マウスキーは学んだ事として、落としてもいい財布作りをしていたのだ!

こんな驚きと共に、今回の事件はあっけなく幕を閉じたのだが、実は年末に再び同じような事があった。

「財布を落とした」と、いうのである。

今回、教訓を学んだのはマウスキー達となった。

「本当に落としているのかどうか、ちゃんと探したほうがいい。警察に言うのは、それからだ」

そして、今回もやっぱり財布は車中から見つかったのである。

更にマウスキーは確信する。

これからも、母マウスキーが財布が見当たらない時に「落とした」と言って、やっぱり家族が慌てふためき続けるであろう事を。


おしまい。