2017年4月4日火曜日

積志リコーダーカルテット様、ご来鳥! ─ その1

さて、この輝かしい話を語る前に、まずはマウスキーと、姉マウスキーと、友人のTomokoさんの三人で始めた、「たのしい笛の会」について語らなければならないだろう。

「たのしい笛の会」は、2012年の春から始めた、リコーダーを楽しむ会である。

きっかけとなったのは、たまたま三人でリコーダーを吹く機会があったのだ。

演奏した曲目は、「ふるさと」である。

パートは、Tomokoさんがソプラノ、マウスキーがテナー、姉マウスキーがバスだった。

Tomokoさんは、指使いに苦心し、マウスキーはテナーの音が出ない事に苦心し、姉マウスキーも不慣れなバスを抱えて演奏した。

出来栄えは、とても微笑ましいものだつたに違いない。

しかし、その時の達成感と、リコーダーの楽しみに開眼してしまった我々三人は、リコーダーで、もっと、もっと、より多くの曲をしたいと渇望したのである。

ドラゴンクエストとか、ルパンとかも、リコーダーで演奏できるはずだ・・・。

そして、思い立ってから、すぐに我らは同じ歌の会に所属していたNさんを、アルト・リコーダーに迎え、とうとう「たのしい笛の会」は結成したのだった。

「たのしい笛の会」のコンセプトは、全力で遊ぶ、である。

まず、基本的に自分たちが楽しくないと思った事はしない事にした。

そして、専門分野はせっかくなのでしない事にした。

Tomokoさんは歌が専門なので、歌わないこと。
姉マウスキーとNさんはピアノが専門なので、ピアノを弾かないこと。
マウスキーは、音楽関係の人間ではないので、基本的に何をしても良い。

そして、最後に会を発足させるため、会長も決める事にした。

選ばれたのは、一番仕事が出来ないマウスキーである。

会長=何もしない。あんまり何もできない。人の仕事を「すごいなぁ、さすが!」と、ひたすらに感心する存在。

そんな感じだ。

もちろん、笛に対しての情熱は富士山よりも高く、深海よりも深い、そう断言しておく。

さて、これだけ形式が決まれば、あとは演奏会をするだけだ!

演奏会は、半年後の夏にする事に決まり、ろくに笛をまともに吹けない我々「たのしい笛の会」は、密に猛練習を始めたのである。

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