2013年9月27日金曜日

不慮の事故

何故・・・どうしてだろう?・・・

こんな疑問が頭にいくらよぎっても、突然の事故というのは起きてしまうものだ。そこには、意志以外の何かの力が働いているようにしか思えない。

マウスキーの身近に起こった事故も、その中の一つである。このような不幸な話ばかりを取り上げていいものか思案したのだが、写真まで撮ったのだから紹介する事にする。

不幸な事故が起こったのは、数日前のマウスキー家の食卓である。

和やかに食事をしていたマウスキー一家の目の前に、突然、1匹の虻が現われたのだ!
パニックになったマウスキーは悲鳴をあげ、我先にその場を逃げ出した。

その、次の瞬間である。

虻は、ちょうど味噌汁の上空を飛行中に、何かに上から弾かれたかのような勢いで、味噌汁の中へ落下してしまったのだ(それは、マウスキーの味噌汁であった)。

そして次の瞬間、虻は、もうこの世の虻ではなくなってしまった。

まだ箸もつけていなかったマウスキーの味噌汁に飛び込んだ虻

何故・・・よりにもよってマウスキーの味噌汁へ飛び込んだのだろう・・・

マウスキーは、そんなに日頃の行いが悪いのであろうか・・・・・

様々思い悩んだが、結果的にこの不幸な虻は、他の生ゴミと一緒に姉マウスキーが捨ててしまった。

マウスキーは、とてもではないが、この味噌汁茶碗に触れる事すら恐ろしくてたまらず、夕食の片付けは何もできなかった。


それにしても、一体何が虻の身に起こり、快調に空中を飛びまわっていたにも関わらず、突如味噌汁の中に落下したのであろう?

味噌汁の上空に漂う熱気が、虻の自由を奪ったのだろうか?・・・真実は未だに明らかにはなっていないが、とても恐ろしい思いをした事故であった。