2012年12月25日火曜日

アイシングをやってみました

アイシングは二度とするものか・・・

こんな固い決意を胸に抱いたのは他でもない。
今年のクリスマスにケーキとクッキーを焼いて、コーティングはアイシングでやってみたからだ。

これが、とんでもなく苦難のものだった。

砂糖で基本的にベタベタになりながら口をついて出る言葉は、アイシングに対しての悪態ばかりだ。

この世の中に、アイシングでデコレーションなんかをして、「とっても楽しく作れましたー(^0^)」的なコメントをしている人間が存在する事が不思議でならない。

肩は凝るし、色まで変えたりなんかしたら、その手間たるや相当なものだ。

何故こんな事に着手をしてしまったのだと悔恨の涙を流しながら、苦労に苦労を重ねて作ったにも関わらず、型抜きクッキーというやつは、それほど美味しいものではないとくる。

苦労と、出来上がりの味が見合っていない。

納得がいかないマウスキーだが、マウスキー家の住民には大好評。

天才と褒められ、我、悦に入る。

次は、ネズミの型抜きクッキーを手に入れて、アイシングをしても良いとまで思い直した。

その苦労を重ねたマウスキー渾身の作品が、これである。

ババーン

アイシングを塗りたくるのも大変だというのに、更にその上からお絵かきをしたり、色々する人間の気が知れない。

憧れはあるが、性に合っていない事はしょうがないと痛感するが、クリスマスになると、やはり性懲りもなくお菓子作りに手を出すのだと思う。

次なる野望は、3Dケーキというやつだ。

クリスマスに関係ないが、ウサちゃんの型を手に入れて、ウサちゃんのケーキを作ってみたい。

そして、ネズちゃんのクッキーの型で周辺を飾る。

そして・・・こんなに苦労したにも関わらず、やはり来年もネズちゃんのクッキーをアイシングでデコレーションするのだろう・・・・

2012年12月23日日曜日

クリスマス・ミニ・コンサート

昨日は、クリスマス・ミニ・コンサートだった。

プログラムの中に笛のコーナーも作っていただき、笛も演奏。

曲目は、大体クリスマスの曲と、ドラえもん。そして、大体姉マウスキーが楽譜を作成。

そんな曲目を用意周到に行ったにも関わらず、当日は肝心な譜面台と笛置き場を忘れ、机に全て散乱しながら演奏するという結果に終わった。

挙句にマウスキーは爪を切るのも忘れ、高音域で苦戦した。

これが己の実力なのだと戒め、ほんの少しの間しょんぼりしたが、見栄えが悪いだけで、特に何の問題もなく演奏は出来るだろうとすぐに立ち直った。

楽器は楽譜と一緒に机に転がしていたという信じられない有様

コンサートの後は、クリスマス・パーティがあるらしく、マクドナルドのハンバーガーをお昼に用意していただいていた。

しかし、マウスキーズにはどうしても外せない用事があり、コンサートが終わったらすぐに帰らせてもらった。

帰り際にパーティ会場から漂うハンバーガーの匂いに後ろ髪を引かれながら、家路についた。

マウスキーはハンバーガーが大好きだ。

マクドナルドのフライドポテトには、何か中毒性のものが混入されているのではと疑うほど、やたらと食べたくなる。

こんな残念な思いが一つでもあるからこそ、来年は・・・とやる気を奮起するのだろう。

2012年12月16日日曜日

クリスマス・コンサート

今日は、クリスマス・コンサートだった。

曲は、大体クリスマスの曲と、となりのトトロの曲を演奏した。

最近、ドラマを見て影響を受けた姉マウスキーにより、譜面台はやたらと可愛く飾り付けられてしまったが、グループのメンバーからは大好評。


飾り付けられてしまった譜面台達

そして、いつも会場のスタッフの方にお弁当まで出してもらっている。

そして、何故だか、いつもうまい。

今日も、リハーサル後に、持ち帰るつもりでいながら、ついつい食べてしまったお弁当。

出してもらったお弁当

ごちそうさまでした!

2012年12月15日土曜日

不朽の名映画

不朽の名映画、それは「三匹荒野を行く」を置いて他にはない! と、断言してもいい。

何故なら、マウスキー個人としての評価で、共有や共感を求めているわけではないからだ。

物語のあらすじを、記憶を頼りに説明してみよう。
明白な記憶ではないが、一々と調べて確認してから、ここに掲載したり、ビデオ屋に走って観返して書きとめるほど、真面目じゃないので、ほんの子供の頃に見ていた印象そのままに説明してみる事にする。


この映画の主役は、若いゴールデン・レトリバーと、老犬のブル・テリアと、やんちゃなシャム猫(全員オス)が、大きな山脈を越えて、長い期間を経て、我が家へ帰還するという、壮大な感動映画だ。

何故、三匹が苦難の旅を始めなければならなくなったかと言うと、飼い主の家族が、バカンスか出張だかの為に、友人の山小屋に三匹を預けたのである。

ところが、友人は、ゴルフだか釣りだか狩りだかに、どうしても行きたいが為に、三匹を留守番させる事にした。

そこで、近くに住む老夫妻に「三匹の世話を頼む」というメモ書きを書き始めた。メモの内容は、「三匹のお世話をお願いします」というものである。
ところが、何を考えたのか、必要もないジョークを書こうと思い立ち、メモの最後の行に、「でも、三匹がいないと寂しいし、連れて行きます」と書き足した。最後まで文面を書かなければならないので、メモを二枚に増量。
二枚目のメモに「なんちゃって。連れて行くのはお散歩にです。じゃ、三匹をよろしく」的な内容を書いて、メモ書きは完了。

挙句に、暖炉の上に二枚のメモを置くという、管理不行き届き。
意気揚々と友人は遊びに出かけて行く。

その間に、ゴールデン・レトリバー等一行は、自分達の力で、我が家へ帰ってみせると発起するのだ。


そして、暖炉の上などにメモを置いていってしまったせいで、案の定、メモは風に吹かれて、二枚目のメモが暖炉の火の上に落ちて焼失してしまう。

その後にやって来た老夫妻は、焼けずに残っている一枚目のメモ書きを読み、三匹の犬を友人が連れて行ったのだと誤解してしまうのである。

誤解は仕方がない・・・子供の頃の時でも、老夫妻(もしかすると、おばさんぐらいだったかもしれない)を責める気にはならなかった。
ところが、遊びから戻って来た友人は、三匹がいない事に気がついて激怒。あろう事に老夫妻の落ち度を散々責め立てるのだ。

この友人に対して、子供の頃、随分と怒りを覚えたものである。


一方、旅に出かけた三匹は、熊に出会って闘ってみたり、ハリネズミ(ヤマアラシだったような・・・)に痛い思いをさせられたり、カラスを飼っているKYのお爺さんに、食べ物を散々チラつかされた挙句にもらえなかったり、苦難の旅を続ける。
確か、シャム猫が途中で川を渡るのに失敗して死にかけ、ある女の子に飼われてしまい、大ピンチというような一シーンもあったりした。

問題の最後のシーン。

三匹が行方不明で、悲しむ家族たち。

老犬ブル・テリアと強い絆で結ばれている、一家の息子の誕生会なのだが、この少年は悲しみ、悲嘆に暮れている。
そんな時に、全ての元凶である友人が現われ(もしかすると、元々そこにいたかもしれない)、「新しいブル・テリアを飼えばいいさっ」と、凄く大人目線で言うのだ。で、得意満面に用意してきた犬の紹介写真を見せて自慢し始める。血統書もいいし、柄も同じだし、若いし、問題なしだ、というわけだ。

余計悲嘆に暮れる少年。

そんなピンチの時、三匹が丘の向こうから走って帰ってくるのである。

とても感動的なシーンで、マウスキーは子供の頃に感動して涙したものだ。

ただ、最後まで欠片も反省しない友人。しかも、誰からも咎められる事なく、罰も受けない。

怒りと感動が交錯する名映画である。

しかも、実話を基に作っている。

思わず、ウォルト・ディズニーを尊敬し直してしまう、そんな映画だった・・・・と、記憶する。


動物の前では、確かに人間は愚鈍に見えてしまうものだ。
自分の事ですら感じてしまう。
彼等があまりにも純粋であるからに違いない。

子供の頃に繰り返し見ていたこの映画に、今現在の自分の価値観が影響されるものがあると、深く感じる映画だ。

お勧め度としては、★★★★★☆☆☆☆☆くらいである。