2013年6月15日土曜日

信号待ちの恐怖

とりとり市には恐怖と呼ばれる名所がある。

その一つが、マウスキーがいつも合唱の会の練習で通っている、とりとり市の文化センター前にある押しボタン式信号だ。

この信号を待っている時、不思議と視線を感じるのだ。

マウスキーだけではない。

この視線に気付いた者は、忌まわしい恐怖を祓う事が出来ず、信号が青になるのをひたすら待たなければならないのである。

少し視線を横に流してみると、必ず恐怖の主と目が合う事だろう。

その主とは、これだ!


思わずゾッとし、信号無視をしてでもいいから、その場から逃げ出したくなる、この恐怖!

驚くべき正体を明かすため、その全体像をご紹介しよう。


ババーン!!
一体これが何なのか、いつからそこにあるのかは分からないが、随分と昔からここに立って、信号待ちの人々を長年見守ってきた模様である。

拡大して見ると、看板の下の方に「とりとりギフトセン・・・」と書かれている。予測するに「とりとりギフトセンター」だと思う。
そのギフトセンターから派遣されて何十年も彼はそこに静かに立ち続けているのか、どうなのかは定かではなく、マウスキーもそこまで興味があるわけではないので、彼の正体を完全に明かすことは出来ない。

ただ、彼は人々の心に恐怖を与えているとも知らず、これからも撤去されるまでは、そこに立ち続け、信号待ちの人を見守り続けるのであろう。

夜に彼に出くわすと、信じられない恐怖なのだが・・・

これが、とりとり市の恐怖スポットの一つだ。

とりとり市に立ち寄られる方がおられたら、是非とも彼に挨拶をしてから帰ってもらいたい。


2 件のコメント:

  1. こわっ!超怖い!夜通りたくない!
    これは作戦なのでは?
    絶対に信号を守れという‥
    威力ありすぎですね。

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    1. なるほどー!!

      納得です!

      確かに、信号待ちの人々は、彼の存在に気付いてしまった時、その恐怖でその場を動けなくなってしまう事が多発してます!

      しかも、気がついたら青信号、知らず知らずに信号ルールを守らされてしまった……

      そんな作戦だとすれば、マウスキーの完敗です!

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