サン・ピエトロ大聖堂の表面をチョロッと見るだけで終わったツアーは、大急ぎで次の目的地であるコロッセオに向かった。
イタリアの街の様子。 正気か? と思う路駐の数。 |
街中にもある遺跡。 |
正に、さすがイタリアである。
そうしている内に、割とすぐコロッセオに到着─。
窓の外を見てみると、異様に盛り上がったコロッセオ周辺の広場が目に入った。
何だか、物凄い数の人が見える。 |
拡大図。 どうやら、ローマ兵のコスプレをしている人が、沢山いる。 |
マウスキーが一体何事なのか、頭の中で空想してでっちあげるより先に、ガイドさんから解説が入ってしまった。
なんと、この騒ぎは、建国パレードなのだそうだ。
このローマ兵のコスプレをしている人たちは、コロッセオ周辺にもたくさん存在した。
コロッセオの前周辺。 |
ほら、ここに。 まるで「ウォー〇ーをさがせ」のように、写真のどこかに存在している。 |
コロッセオの周辺をガイドしてもらった事で、建国パレード以外に覚えているのが、こちらだ。
コロッセオの外観にある、巨大アーチたち。 |
それぞれ、アーチの上には数字が刻んでいるらしい。
拡大図。 なるほど、確かに数字が見える。 |
これは、ボックス席の番号だそうだ。
さすが、ローマ!
文化の格が違う!
すっかり感心したマウスキー達3人は、コロッセオ周辺を見るだけでも満足してきた。
凱旋門も遠くにあったのを見た。 |
凱旋門の横拡大図。 |
どうやら、コロッセオでは自由時間が少なかったようだ。
すみやかに写真を撮ると、すぐにトレヴィの泉へと移動が開始された。
マウスキー達よりも旅慣れていたTomokoさんが、泉に背中を向けてコインを投げる仕草の記念写真を撮ろう、と、高度な事を言ってきたのは、この時だった。
まるで近所にあるかのように、トレヴィの泉には再びすぐに到着した。
有名なトレヴィの泉。 |
マウスキー達よりも旅慣れていたTomokoさんが、泉に背中を向けてコインを投げる仕草の記念写真を撮ろう、と、高度な事を言ってきたのは、この時だった。
マウスキーには、なんの事かさっぱり分からなかったのだが、理解したのは、写真撮影の時に後ろを向いたままコインを泉に投げるという事だ。
そんなのは、簡単だ。
マウスキーは早速、コインを投げた。
その後にシャッター音が鳴ったので、写真が出来上がってから全てを理解する事が出来た。
写真に写っていたのは、コインを投げ終わり、間抜け面でぼーっとしていたマウスキーだった。
投げる格好とは、本当に投げるのではなく、コインをつまんだ格好を撮るという事だったのか!!──と。
皆さんは、是非、トレヴィの泉に行った時に、このような間違いはしないでください。
ちゃんと、正しくコインをつまんだまま写真に撮ってもらうべきです。
勿論、この時はそんな残念写真になっていたとは気づいてはいなかったので、絶好調だった。
ツアーのメインでもあった、美味しいジェラート屋でジェラートを食べるというミッションもクリア。
こちらが、念願のジェラートである。 何の味だったかは・・・忘れた。 |
ジェラートは美味しいし、文句はない。
それに、ツアーが終わるという事は、やっと団体行動から解放されるのだ。
そんな幸せいっぱいだったマウスキー達の目に入ったのが、同じツアーに参加していたこちらの男女。
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一人旅のリュックを背負った女性。 |
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一人旅のリュックを背負った男性。 |
このそれぞれの一人旅の男女が、ツアーが終わる頃には、すっかりいい雰囲気になっていたのである!!
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もしかすると、こうなっていくのかもしれない。 |
そんな、ちょっとした人との関わりもロマンスになってしまう、恐るべくステキな国、イタリア。
マウスキーは、イタリアという国が好きになりかけていた。
ツアー解散後、もう2度とツアーには参加しないと決めたマウスキー達3人は、お腹が空いたので、どこか食べられる場所に行こうという話をし、レストランを探し始めた。
つづく。
「その6-最初のレストラン編」
「その6-最初のレストラン編」
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