それは何よりである。
マウスキーも来年は祭りの時に、ちゃんと手伝えるように予定を開けよう、そう思った。
さて、店は特に何の問題もなかった。
それより、その頃は笛の会のコンサートが間近に迫っていていたので、いつもより、ちょっと忙しかった。
さて、今後も関係してくる事になるので、この時のコンサートについて説明しておきたい。
笛の会のコンサートは、不定期を謳っているのだが、どういうわけか大体2年おきの定期公演となってしまっているのが残念な限りだ。
参考⇒積志リコーダーカルテット様、ご来鳥! ─ その1
最初のコンサートは自分たちが楽しめたので大成功だったのだが、二回目のコンサートは積志リコーダーカルテット様を招くためのコンサートだったので、真面目にしたり、知らない人を招いたりしたので、大失敗に終わっていた。
それから奮起して、3回目のコンサートには、初心に戻り、やりたい事だけしかやらない取り決めをした。
ただ違うのは、ピアノを解禁したという点である。
そして、完全招待制が復活した。
コンサートは告知なしで、大体身内ばかりを大抵は呼ぶ事にしている。
だが、今回はコーヒーショップでワンドリンクが出るという事もあり、退屈しても飲み物を飲んだりする事が出来るという特典付きであった。
そして、今回は残念ながら、今までMCをしてくれたSさんがいなかったので、全員がMCを持ち回る事になった。
パーカッションには、この頃いつもTomokoさんとつるんでいた、Elizabethさんという大学院生の女の子にしてもらう事にした。
Elizabethさんの話を始めれば、とても長くなるので、また別の件で紹介する事にする。
とにかく、とても短期間で彼女に親近感と好感を持つようになった笛の会のメンバーは、彼女にバウロンという太鼓を叩いてもらう事にした。
すると、どういう縁かは知らないのだが、笛の会のコンサートが近くなった頃、姉マウスキーが友人のHermes君という人が経営しているバーに飲みに行った時の事だ。
笛のコンサートの話になった時、Hermes君は何よりも、「Elizabethちゃん出るんですか?」と驚いたと言う。
それというのも、そのバーの店主Hermes君とElizabethさんは友達だったのだ。
そんなわけで、Hermes君も初顔ながらに笛の会のコンサートに来てくれる事になった。
そして、Aさんは、所属している女声合唱団から、上品な奥様方を数人招く事にしたらしい。
マウスキーは、PLATFORMの方たちを招く事にした。
興味を持ってくれるかは気にするところだったが、快く、Mさんもお子さんを一緒に二人連れて来てくれると言っていたし、DさんもIさんも来てくれると言った。Nさんはお友達を誘って二人で来ると言っていた。
そして、迎えた当日。
Nさん、コンサートを忘れていて来なかったが、他のみんなは来てくれていった。
母マウスキーの近くには、DさんとIさんかが座って、仲良くお喋りもしていた。
コンサートは無事に終了。
コンサートの様子がこちらである。
本番、恥ずかしいから着るか着ないかで言い争ったドレスを着て演奏する笛の会のメンバー+Elizabethさん。
ちなみに、今回もN先生ご夫妻を招待していた笛の会。今回のコンサートでは、「何でも継続やな」とお褒めの言葉もいただき、他のお客様にも共に楽しんでいただけたようで、とても充実した時間を過ごせた。
そして、本当に、本当に、よくまだ知りもしないマウスキー達のコンサートに足を運んでくれて、お店の人達、有難う!
きっと、今後も仲良くやっていける、キラキラした気持ちでマウスキーはそう確信した。
そのコンサートが終わって、ちょっと疲れて家に帰った時の事だ。
母マウスキーが、「Dさんが店をやめたらしいで」と、笑いながら言ったのであった。
つづく。
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