そこで、マウスキー達は母マウスキーにミートパイを作ってもらい(包むのは、我らでしたが、中の具を作ってもらった)、持っていく事にした。
そんなわけで、積志さんと鳥取バロックさんの楽屋には、ミートパイと、漬物と、おかきやチョコなどのお菓子、セルフで飲めるお茶やコーヒーや紅茶類等々を用意。
何一つ不自由がないように、細心の注意を払ったつもりである。
本番は午後からだったので、Aさんが早速、港に行って新鮮な親蟹を買ってきてくれたので、こちらを持ち込んで、その場で蟹汁を作ってもらった。
更に、野菜は、Aさんの畑から取れた大根だ。これが、また格別美味しい野菜なのだ!
もはや、周辺には蟹汁の匂いが充満していた。
リハを終えた徳永さんが、「蟹?」と、覗きに来られたので、Aさんが、「蟹汁を食べたいと言われていたので、作ったんです」と答えた。
それはもう喜んでいただいた事と思う。
早速、徳永さんがメンバーの人たちに「蟹汁だって」と報告をしていた。
みんなで待ちに待ちったAさんの蟹汁を、とても美味しく食べた我らは、蟹パワーにより、コンサートは無事に終了する事が出来た。
終わってから思った事は、積志さんたちとの格の違いというやつだ。
積志さんたちのコンサートは、何一つとして「長い」と感じるものがなく、「もう終わったの!?」と思ってしまうほど素晴らしかった。
演奏から、MCから、想像していたより遥かに素晴らしかったのである。
そして、最後には積志さんと鳥取バロックさんとたのしい笛の会による合同演奏で、とうとう幕を閉じてしまった。
その時の演奏は、積志リコーダーカルテットさんがYou Tubeに出しておられたので、紹介させてもらおう。
編曲は勿論、積志さんである。
「いのちの名前」
本番は午後からだったので、Aさんが早速、港に行って新鮮な親蟹を買ってきてくれたので、こちらを持ち込んで、その場で蟹汁を作ってもらった。
更に、野菜は、Aさんの畑から取れた大根だ。これが、また格別美味しい野菜なのだ!
もはや、周辺には蟹汁の匂いが充満していた。
リハを終えた徳永さんが、「蟹?」と、覗きに来られたので、Aさんが、「蟹汁を食べたいと言われていたので、作ったんです」と答えた。
それはもう喜んでいただいた事と思う。
早速、徳永さんがメンバーの人たちに「蟹汁だって」と報告をしていた。
みんなで待ちに待ちったAさんの蟹汁を、とても美味しく食べた我らは、蟹パワーにより、コンサートは無事に終了する事が出来た。
終わってから思った事は、積志さんたちとの格の違いというやつだ。
積志さんたちのコンサートは、何一つとして「長い」と感じるものがなく、「もう終わったの!?」と思ってしまうほど素晴らしかった。
演奏から、MCから、想像していたより遥かに素晴らしかったのである。
そして、最後には積志さんと鳥取バロックさんとたのしい笛の会による合同演奏で、とうとう幕を閉じてしまった。
その時の演奏は、積志リコーダーカルテットさんがYou Tubeに出しておられたので、紹介させてもらおう。
編曲は勿論、積志さんである。
「いのちの名前」
「アンダンテ・フェスティーヴォ」
マウスキーの隣は、テナーの斎藤さんだったので、何とか技を盗めないものかと、いつも演奏している様子を見ていた。
笛の師匠に教えてもらっていたので念頭にはあったのだが、孔を押さえる時には、「ポスッ」と音が鳴るほどに、カチッと全て押さえておられたのである。
知っていても出来ない事がある。
それが技術だ・・・。
その美しいフォームを前に、マウスキーはすっかり感動し、もっと笛を精進しようと思った。
書いていなかったが、鳥取バロックアンサンブルの演奏も素晴らしかった。
鳥取バロックさんは、観客を盛り上げる術を知っておられたようで、積志さんの前座として、かなり場を温めていただき、完璧なステージをしていただいた。
ちなみに、お客さんの中には、積志さんの追っかけの人も紛れていたらしい・・・まぁ、確かに、いるだろうな・・・マウスキーでも、とりとり県の近くで積志さんがコンサートをすれば、馳せ参じるであろう。
こうして、とうとうコンサートは大好評の内にとうとう終わってしまった。
終わってしまった・・・・最後は、コーヒーを飲み、Tomokoさんのお母さんがみんなのために持ってきてくださったケーキを食べながら、静かな打ち上げ会となる。
今まで全力で「おもてなし」をしてきた笛の会は、とうとう下心をその場においてさらけ出す時となった。
積志リコーダーカルテットさんの編曲楽譜集、全12巻を我らは所持していたのだが、こちら全てにサインをしていただけないか・・・・という、お願いごとだ。
迷惑に思われないか心配していたのだが、その逆だった。
「いいよ!」の一つ返事で、積志さんたちは、本番後のコーヒータイムの間に、12冊の楽譜全部に楽しみながらサインをしてくださったのである!
仏のような方々だ!!
笛の会はとても感動し、再び地にひれ伏したいような気持になった。
我らは元より積志さんのファンであったのだが、これを期に、ますますファンとなったと言っても過言ではない。
サインしていただいた楽譜は、もはや笛の会の家宝として、大切に保管している。
さて、素晴らしい時間というのは、あっという間に過ぎてしまうものである。
夕方の16時頃になった時、とうとう積志さんたちとお別れの時間がやってきた。
積志さんたちは車で地元に帰り、翌日から仕事があるので、早く帰らなければならなかったのだ。
そして、爽やかに積志さんたちはコンサート会場を後にされると、とうとう帰ってしまったのである。
物凄く寂しい気持ちになった、そんな事を記憶している。
──ざっくりとまとめて思い出話として、振り返ってみたのだが、今思い返してみても、やはり素晴らしい経験だったと思う。
またとりとり市にお招きしたい・・・と思ってみたり、今度は積志さんのコンサートを聴きに行きたい、と、思ってみたりもする。
もしかすると、再びそれは実現するのではないかと思う。
ある日、意外なタイミングで。
![]() |
積志さんたちと記念撮影。 |
おしまい。
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