2017年4月14日金曜日

名前は大事だと思う。

マウスキーの隣人には、「身から出たサビの会」という人がいる。

やっぱり、名前は何にしても大事だと思う。

あまり、響きが良くない。

なにせ、その隣人がいくら正しい事を言っても、ちょっと「ウザい・・・」と感じてしまえば、「精一杯してるのに、人に嫌がられるというのも、身から出たサビか」と言われてしまうのである。

一体、どういう会なのかは分からないが、うさん臭い響きもする。

まぁ、それもやはり「身から出たさびか・・・」。

そして、隣人であるマウスキー家に苦手に思われるというのも、結は「身から出たさび」というわけだ。

ちなみに、「身から出たさびの会」と知ったのは、隣人の家の前にポスターが張られており、その会に所属しているという事が発覚したからだ。

こんな風に話のネタにされたとしても、「身から出たさび」ではないのだろうか・・・。

やはり、こんな風に名前というのは大事なものだと思う。

いくら「身から出たさびだな」と、自分が感じたとしても、それを会の名前にしてしまうというのは、いかがなものなのだろうか?

やはり、サークルの名前にはポジティブなものを連想させる名前がふさわしい、そのように我思う。

身から出たさびなだけに、そんな風に反省する人が多い人たちなのだと、マウスキーは解釈している。

しかし、いまだに謎は深まる、「身から出たさびの会」──。

そしてついに、隣人の名前すら忘れてしまったマウスキー家は、「身から出たサビさんが」とか、「身から出たさびさんは」と、話をしてしまうのであった。

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