やっぱり、名前は何にしても大事だと思う。
あまり、響きが良くない。
なにせ、その隣人がいくら正しい事を言っても、ちょっと「ウザい・・・」と感じてしまえば、「精一杯してるのに、人に嫌がられるというのも、身から出たサビか」と言われてしまうのである。
一体、どういう会なのかは分からないが、うさん臭い響きもする。
まぁ、それもやはり「身から出たさびか・・・」。
そして、隣人であるマウスキー家に苦手に思われるというのも、結は「身から出たさび」というわけだ。
ちなみに、「身から出たさびの会」と知ったのは、隣人の家の前にポスターが張られており、その会に所属しているという事が発覚したからだ。
こんな風に話のネタにされたとしても、「身から出たさび」ではないのだろうか・・・。
やはり、こんな風に名前というのは大事なものだと思う。
いくら「身から出たさびだな」と、自分が感じたとしても、それを会の名前にしてしまうというのは、いかがなものなのだろうか?
やはり、サークルの名前にはポジティブなものを連想させる名前がふさわしい、そのように我思う。
身から出たさびなだけに、そんな風に反省する人が多い人たちなのだと、マウスキーは解釈している。
しかし、いまだに謎は深まる、「身から出たさびの会」──。
そしてついに、隣人の名前すら忘れてしまったマウスキー家は、「身から出たサビさんが」とか、「身から出たさびさんは」と、話をしてしまうのであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿