2017年3月29日水曜日

「第九」~とりとり市の楽園は厳しかった。─ その1

これは、2016年の市民で歌うベートーヴェンの交響曲「第九」に参加した時の思い出である。

最初は、参加する予定はなかった。

年末は、我が家の愛犬リズと、愛猫ジャッキーと茶々丸の三匹と共に、ウフフなクリスマスを過ごす予定だったからだ。

それが、参加してしまう事になったのは、Tomokoさんが第九の役員になったかで、今年は大変賑やかな事になっているので、参加してほしいと言われたからだ。

何でも、とりとり市が大々的に新聞などで「第九を一緒に歌いませんか?!」と広告を出したので、いつもよりも大所帯の合唱になったのだ。

そこで、以前参加した事のあるマウスキー姉妹に声をかけてもらったというわけだ。

存在を忘れ去られる事なく、声をかけてもらえるとは有り難い事である。

もちろん、我が家のアイドル三匹と過ごすクリスマスの事も考えれば、悩むところもあった。

しかし、第九に参加すれば、何かしらの面白い事がありそうだし、ネタには困らないだろう、そんな気持ちもあった。

それと、姉マウスキーの友人であるTさんも参加しているという事だったので、人見知りのマウスキーは、少なからず知り合いがいる事に安心感も覚え、参加を決断した。

しかし、なかなか練習参加出来る日程が合わず、本番の一か月か、二か月前からの参加となった。

まず、最初にぶつかった関所は、パート練習だった。

マウスキー姉妹のパートはアルトだったので、アルトパートの練習に参加したのだが、そこに、後々のマウスキー姉妹のメンタルを左右する事になる運命の人間との出会いがあった。

つづく。

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