明らかに、日本ではないこの光景。 |
サン・ピエトロ大聖堂とヴァチカン美術館は、殆どお隣同士のような存在である。
思ったよりも、すぐ到着する事が出来た。
最初に我々を待ち受けていたのは、驚くような長蛇の列である。
例えるなら、ディ〇ニー・ランド級の列といったところだろうか。
残念ながら、どのぐらい並んだのかは記憶していないが、手持ちで持ってきたガムが救世主のように感じるほど、長く待った。
そして、待ちに待って、やっとの事で美術館の中へ入る事が出来た我々3人。
長蛇の列だったので、中に入ればどんな事になっているかは、軽く予想がつく。
しかし、今回は、この苦痛すらも上回る鑑賞欲により、人混み恐怖症をマウスキーは克服する事が出来たのである。
天井だけでも、この豪華絢爛さ。 |
圧倒的に美術品が人混みより存在があったのだ。
どこを見ていいんだろうと迷うほど、辺り一面、何もかもが美術品である。
タペストリーもあり。 |
そして、再び天井。 |
次の部屋に行く途中のアーチだけでも、この豪華絢爛さ。 |
上の写真の、右後ろにいる男の人が、やたらと満ち足りた表情をしているのが凄く気になるが、この場所へ行くと不思議とそうなるのだ。
何せ、汚いものが何一つなく、美しいものしか存在しないのだ。
壁や柱や、装飾品、全てが芸術作品なのだから、きっとマウスキー達も意識はしていないが、後ろの男性のような表情に自然となっていたに違いない。
ちなみに、ヴァチカン美術館も、全部が見れるわけではなかった。
こんな風に、立ち入り禁止区画もあった。 3人で、一瞬だけ向こう側に行こうかと相談したが、 捕まりたくないのでやめた。 |
よくよく考えたら、古い建物なんだし、お化けの一匹、二匹はいるだろと思う。
ちゃんと自分もこの場にいたのだと、写真の中に入っておけば良かったと後悔する今現在である。
皆さんも、記念写真のチャンスは、一つでも逃さないようにした方がいいだろう。
これでもかと芸術を堪能すると、とうとうヴァチカン美術館も出口となった。
この螺旋階段を降りたら、とうとう出口である。 |
下から上を見ると、こんな感じ。 よく見ると、やはり芸術的装飾が手すりに施されている。 手抜き一切なし! |
螺旋階段を下りると、大きな彫刻がぽつんと置いてあった。
もはや、この何気ない彫刻でも拝みだすTomokoさん。 |
気付いたら、すでにお昼過ぎになっていた。
午後からはフォロ・ロマーノとコロッセオに行く予定なので、腹ごしらえしていなければ、さすがに身が持たない。
我々は美術館を後にして、食べれる店を探す事にした。
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