我々3人は立ち寄らなかったのか?
と、いう疑問を抱く人はいるかもしれない。
そんな話を、今日になって思い出したので、追記で書いておく。
実は、とっくの昔に「真実の口」を見かけていたのだ、フォロ・ロマーノに向かっている最中に。
そう、我々は妙な鉄格子の中に詰まっている人たちがいる事に気が付いた。
その場所は、まるでディズ○ー・ランドのような行列があり、マウスキー達はそちらから離れて様子を見ており、一体何があるんだろうと観察していた。
そう、その狭そうな鉄格子の中にあり、大勢の行列が詰まっていた場所こそ、かの有名な「真実の口」がある場所だったのだ。
「ローマの休日」をやるか、やらないか、この分岐道が突然やってきた。
さぁ、どうする・・・・。
日本からローマに発つ時にやりたい事として列挙していた、「ローマの休日」ごっこ。
もう、これがきっと「ローマの休日」ごっこをする、最後のチャンスに違いない・・・。
そして、疲れ切った我々は、立ち止まって話し合いをした。
Tomokoさん「でも、真実の口って結局のところマンホールだろ?」
姉マウスキー「行列が多いけ、待ち時間も結構ありそうだな・・・マンホールに費やすのか・・・」
マウスキー「あんな狭いところで行列待ちは嫌だ・・・マンホールのために・・・」
罰当たりな我ら三人は、そう、「真実の口」はマンホールであるため、時間を費やし、行列して見る価値を見出さなかったのである。
今、見ておくべきものは何か。
マンホールか、巨大遺跡か?
巨大遺跡である。
完全に「ローマの休日」ごっこのミッションは、全て失敗したと確定した瞬間だ。
マンホールに居並ぶ長蛇の列。 疲れている時に冷静に見たら、異様だった。 |
もし、時間に余裕があれば、鉄格子の通路に詰まる事を耐えて、「ローマの休日」をしようとしたかもしれない。
だが、残念ながらヴァチカン帰りの我々には、時間がなかったのだ。
そういういきさつで、「真実の口」をスルーし、フォロ・ロマーノを観光していたというわけである。
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