しかし、今度は時間制限を設ける人間はいない。
完全に自由に観光出来るのだ!
そんなわけで、とりあえずは正面から記念撮影。
我々だけではなく、後ろの人達もみんな記念撮影をしていた。 |
上記の写真だが、拡大して見て欲しいものがある。
そう、これがPanasonicのモニター。 |
しかし、二日目の来訪という事もあり、前回のような衝撃は感じなかった。
それに、上空の方では、名だたる聖人たちが我々を暖かく迎えてくれていたのである。
そして、ツアーでは体験出来なかったサン・ピエトロ大聖堂の中へと、やっとの事で入る事が出来た。
見上げていると、とてもフレンドリーに出迎えてくれているように見えた。 |
そして、ツアーでは体験出来なかったサン・ピエトロ大聖堂の中へと、やっとの事で入る事が出来た。
中は思ったよりもモダンで、つやつやしたタイル張りの壁があった。 |
エレベーターから降りると、上に上がっていく通路があり、上から聖堂の中を見る事が出来たのである。
上から見ると、こんな感じである。 それはもう、素晴らしい響きのする場所だった。 多分、ここで歌の練習をすれば、誰でも一夜で歌手になれるんじゃないかと思う。 |
これが通路にあったモザイク画のひとつ。 |
これもモザイク画の一つである。 |
感動のあまり、拡大の限界に挑んでみた。 不思議と、拡大するとよく分からないものに見える。 |
さて、そんな風にモザイク画などを堪能しながら、ついに我々はサン・ピエトロ大聖堂の屋上へと到着した。
これを見たかったのだ! サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ! |
サン・ピエトロ大聖堂にやって来たら、クーポラの前で記念写真を撮らなければならない。
これは、観光の鉄則である。
そんなわけで、我々は写真を撮る事にした。
クーポラの素晴らしさに圧巻。 |
折角のクーポラなので、三人一緒の記念写真を撮りたい・・・と、考えていたところ、見知らぬ外人の男の人が、同じくカメラを抱えて、景色の写真を撮りながらやって来たのである。
Tomokoさんがこの観光客の男性を審査してみたところ、人が良さそうでカメラを盗み去りしそうには見えない、という事だった。
彼女の見込みは正しかったようで、この見知らぬ男の人は快諾してくれると、我々三人の記念写真を撮ってくれた。
それが、コチラである。
クーポラ切れてる!! |
これが、外国の人と日本人の考え方の違いらしい・・・。
しばらく我々三人は、この写真を見てたたずんでいた。
そう、我々三人にとっては、クーポラが主役なのだが、外国の人にとっては、自分が主役なので、自分が切れてはいけなかったに違いない。
それなら、申し訳ない事したな・・・と、Tomokoさんはつぶやいた。
実は、お返しにその見知らぬ男性の記念写真も撮ってあげていたのだ。
勿論、Tomokoさんは、クーポラが中心で、男の人はおまけ程度に入る構図で撮ったらしい。
今頃、逆に向こう側が「俺がどうでもいい感じで写ってる!」と、ショックを受けているかもしれないので、五分五分という事にした方がいいかもしれない、と、我々は納得した。
下界にいた時、フレンドリーに挨拶してくれていた聖人がここにいた。 「やぁ、よく来たね!」と、声をかけてくれているようである。 |
ところで、この屋上には物産展があった。
これは、ちょっと幻滅だった・・・。
サン・ピエトロ大聖堂のハガキセットとか、ロザリオとかがバンバン売られていたのである。
──キリスト教でもないのに、ロザリオなんて買えるわけないだろ──。
そう思っていたマウスキーの真横で、ピンク色のロザリオを購入するTomokoさんの姿があった。
そして、問題なくロザリオを「毎度ありー」と売る坊さん。
そんな軽いのか・・・と、マウスキーは何だか残念な気持ちになった。
だが、神社のお守りみたいな存在なんだろうと納得する事にした。
カメラの解像度が悪すぎるため、謎の水玉写真。 実は、歴代の法王の系図写真なのだ。 |
そして、また出た、ゴミ箱写真。 |
だが、ただのごみ箱ではない!
サン・ピエトロ大聖堂に設置されたごみ箱なのだ。
何だかご利益がありそうで、それを聞いただけでも拝みたくなる代物である。
ちなみに、マウスキーは拝んではいないが、拝みたくなった人は、是非拝んでみるのもいいのではないだろうか?
間違いなく、完全ぼっちの観光が約束されるだろう。
さて、サン・ピエトロ大聖堂を堪能した我々三人は、次にヴァチカン美術館へと移動する事にした。
つづく。
⇒「その12-ヴァチカン美術館編」
⇒「その12-ヴァチカン美術館編」
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